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T-3 (練習機) : ミニ英和和英辞書
T-3 (練習機)[てぃー3]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

練習 : [れんしゅう]
  1. (n,vs) practice 2. practise 
練習機 : [れんしゅうき]
 【名詞】 1. trainer 2. training plane
: [き, はた]
 (n) loom

T-3 (練習機) : ウィキペディア日本語版
T-3 (練習機)[てぃー3]

T-3は、航空自衛隊レシプロエンジン単発の初等練習機パイロットが最初に訓練するために乗る事を目的とした機体。富士重工業が製造した。30年間近くパイロット育成に使用され、2007年平成19)4月23日に退役した。
== 導入経緯 ==
航空自衛隊は発足以来、初等練習機としてT-34Aを使用していたが、老朽化してきたために新型機を必要とした。当時、富士重工は自社のKM-2海上自衛隊練習機)をベースとして、航空自衛隊の要求に合わせてタンデム(縦列)複座とした試作機KM-2B(JA3725)を製作、1974年昭和49)9月26日に初飛行した。1976年(昭和51)に入間基地で行われた航空祭で展示飛行し、10秒以上にわたる背面飛行を行うなど、性能の高さを実証した。当初、民間機として発表されたKM-2Bを、富士は航空自衛隊のT-34後継として提案した。初等練習機の装備を施したKM-2改1978年(昭和53)1月17日に初飛行し、航空自衛隊によって制式採用され、T-2に続く3番目の国産練習機として、T-3と名づけられた。3月から量産機を納入、1982年(昭和57)までに50機が生産された。
静浜基地防府北基地に配備され、パイロットの育成に使用されたが、2003年(平成15)から後継機として富士T-7の導入が進められ、平成16年度に防府北基地でのT-3による教育が終了、2007年(平成19)2月22日に静浜基地での教育も終了した。静浜で最後まで使用された3機の機体のうち、2機は岐阜基地の飛行開発実験団へ引き渡され、岐阜基地の1機と共に業務に使用されたが、この3機も同年4月23日に退役した。岐阜で最後まで使用された初号機(81-5501)は静浜基地で静態保存されている。
T-7は燃料の効率利用のためターボプロップエンジンを採用しており、T-3の退役により航空自衛隊からレシプロ機が消えた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「T-3 (練習機)」の詳細全文を読む




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